企業の社会価値創出を支援する、一般社団法人ソーシャルバリュー協会の隅田です。

企業や組織が世の中に開けているかどうか。もちろん物理的な条件も大切ですが、それ以上に精神性が重要ではないでしょうか。

そんなことを考えながら歩いていると、図書館でこんなチラシを見つけました。

「宗次ホールの大人のための社会科見学」。

CoCo壱番屋の創業者、宗次さんが私財を投じて作ったコンサートホール、その価値観を世の中の人にもっと知ってもらいたい、そんな想いから始められたのでしょう。

これ自体、お金も労力もかかるかわりに見返りは少ないと思います。しかし、こうして世の中の人とつながることが大切と宗次さんは感覚的にわかられている、そんな気がしてなりません。

理屈抜きで取り組める、そこにCoCo壱番屋の成長の秘密を垣間見た気がします。

そういえば、先日の廃棄食品の販売事件でのCoCo壱番屋の対応も神対応だったと賞賛されています。宗次さんの価値観がきちんと受け継がれているようですね。