社員の働く意識が大きく変わりつつあります。

特にデジタルネイティブとも呼ばれる20代は、IT機器を使いこなすだけでなく、他世代よりも「社会への貢献意欲」が高く、30代以上の価値観とは明らかに違っています。

そんな状況において、「給料を払っているのだから働くのは当然」といった旧来の価値観だけで、彼ら彼女らに会社への帰属意識を持たせるのは至難の技、3年未満の離職が減らないのはここに大きな要因があります。

それだけではなく、世の中の人が会社を見る眼も以前とは明らかに違ってきました。

「安ければいい」と言った価格の時代は終わり、「少し高くても良いものを買いたい」「どうせ同じものを買うなら信頼できる会社から買いたい」等、企業の本質的な価値が問われる時代に移行しつつあります。
その価値も自社の利益だけでなく、世の中の役に立つ、世の中の課題解決につながる価値が問われ始めているのです。

私たちが企業における「ソーシャルバリュー」の重要性を掲げるのはそんな理由からです。

 

ソーシャルバリュー図

 

創業の原点に立ち帰り、社会の眼(社員の眼も含む)から、会社の価値を見直してみること。
見直した価値を社内に浸透させ社員と共有すること。
世の中に発信、対話することで共感を得ること。

継続的な取り組みが、中小企業の新たな成長につながります。

「ソーシャルバリューカンパニー」化のフロー