就職セミナーの現場より
こんにちは。
ソーシャルバリュー協会くわやまです。
新年度が始まりあっという間に1ヵ月、早いですね・・・
今年も学校では卒業年次生に向けた
「就職セミナー」が始まりました。
学生たちに向けて、
就職活動のやり方
について教えていきます。
学生たちは、かつて我々がそうであったように
社会の事も、
どんな仕事があるのか
どんな会社があるのか
全く知りません。
・・・・というのは大げさですが、
でもメディアに出てくる企業ぐらいしか知らないのが現状です。
(ユニクロを海外の会社だと思っていた学生も普通にいます)
ですから企業説明会などで初めて知る会社、初めて知る仕事
などがホント多いんです。
その中で、自分の行きたい会社を選び、応募する。
その一連の流れをサポートしていく中でいつも感じる事、
それは
学生が手にする会社の情報の少なさ
です。
会社説明会や、会社のホームページ、などでしかその会社の
情報が手に入りません。
どんな雰囲気の会社なのか、説明会やホームページでは
全くわからない。
だから、自分の雰囲気と合うかどうかも判断できない。
これは企業側もそうだと思います。
世の中には色んな学生がいます。
自分なんて・・・と最近の学生は自己肯定感が低く(能力は高いのに、です)
最初の一歩が踏み出せません。
そんな学生は、仕事内容などで考えると
自分には到底できない
と二の足を踏んでいることも多いはず。
学生の中には「働きやすそう」「社員の人が優しそう」「楽しそう」
など会社の雰囲気で会社を選ぶ学生もいます。
だから企業側も提供する情報をもう少しバラエティに富んだもの、
会社の雰囲気が伝わりやすいもの、
だといいなあと思います。
就職はマッチングです。
お互いの存在を知らない事には出会えない。
出会っても情報を出してくれなければわかりあえない。
2016年の就職戦線、
学生は、自分に合った会社に
企業は、自社に合った学生に
それぞれめぐり会えるといいですね。