社会の公器であるというオムロンの強い想い。
一般社団法人ソーシャルバリュー協会、隅田です。
社会的価値、ソーシャルバリューを持った企業というと、多くの人が名前を挙げる企業が「オムロン」ではないでしょうか。
創業者、立石一真氏が社憲を1959年に制定して以来、「社会の公器」という精神のもと、数々の世界的なイノベーションを創出してきました。
いまも受け継がれ会社の指針となっているのが、下記のOur Mission(社憲)とOur Values(私たちが大切にする価値観)です。
半世紀も前から「よりよい社会をつくる」と明確に謳っています。
どんな企業も最初は中小企業からはじまるわけですから、その当時から社会的価値を意識していたのは凄いというしか言葉がみつかりません。
商品が素晴らしかったから成長できたのか。この社憲があったから成長できたのか。もちろん両方揃ったからというのが正解でしょうが、少なくともこの社憲がなかったら、ここまでの社会的評価を得ることができなかったのではないかと私は考えます。
皆様の会社の理念に、社会的価値=ソーシャルバリューは謳われていますか。そして壁にかけられたまま忘れられた存在になっていないでしょうか。
一度点検してみてください。