「ありのまま」を伝えよ。
一般社団法人ソーシャルバリュー協会の隅田です。
「ありのまま」を伝えよ。作られた話はもういい!
もとスターバックスのマーケティング担当者で、今はコンサルタントであるジョン・ムーアの著書「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか」の中に登場する一節です。
「商品やサービスが素晴らしい理由を語ってこそ、マーケティングとして意味がある」とムーア氏は書いています。
ここでいう作られた話とは、テレビCMで、自社や自社の商品をあるものに置き換えて、あたかも素晴らしいものであるかのように誤解させること。そんなCMには視聴者はもう辟易としているはず。
けれども未だこういったCMが後をたたないのは、経営者の時代感があまりにも違っているのでは?と疑わざるを得ません。自ら価値を落としていることに気がつかないのでしょうか。
それにしても、この一節を読むだけでも、スターバックスが愛される理由がわかるというものですね。